白龍(ペーロン)守りとは

お待たせしました。
白龍守りの授与を再開いたしました。 (R6.3.23)



兵庫県 相生市では、毎年5月の最終日曜日(前日の夜は花火大会)にペーロン祭りが開催されます。
(ペーロン祭りについては検索して頂ければ多くの情報が見つかると思いますので、そちらをご覧下さいませ)

この『白龍守り』は、相生市の若狭野町に鎮座坐します「若狭野天満神社」の摂社である「龍王(りゅうおう)神社」の御守りです。

同じ相生市にある当龍王神社龍神さんが白龍(ペーロン)であるということも、ペーロン祭と不思議なご縁があるんだと思います。もっとも、神様は、どんな場所でも神様同士深く繋がっていますので、それも当然のことなのかもしれません。


『白龍守り』は、天にも昇る龍神さんの強い御神霊力にあやかって、またペーロン祭りのペーロン競漕(競艇)とも関連付けて、


前へ前へと進む!【漕ぎ進んでいく、漕ぎ出す・新しいことを始める】

先頭に立つ!【龍(たつ)、リーダーとして活躍する】


との御神徳を願う御守りです。


龍神さんが、あなたに乗り移り、
強い力(荒魂 あらみたま)・不思議な力(奇魂 くしみたま)であなたを導いてくれるでしょう。

白龍ペーロンお守り(表面)

龍王神社の御守り『白龍守り』 初穂料 1,000円



お守りのデザイン-波と白龍


この御守りは、表面に”御守”、裏面に”龍王神社”の文字があり、全体は白地で金箔装飾されています。

その装飾における波打つ模様は、ペーロン競漕が行われる相生湾の海上の波をも表しています。


波しぶきを立てて勇壮に進む白龍のようにも見えます。



白龍の龍王神社 - 若狭野天満神社の摂社


龍王神社は若狭野天満神社の境内地にある摂社(せっしゃ)ですが、
摂社というのは、若狭野天満神社の主祭神と関連が深い神社という意味です。

(龍王神社は、若狭野天満神社の神殿西側に隣接してご鎮座しています)



菅原道真公も天忍穂耳命も


ところで、龍王神社の、謂わば親神様にあたる若狭野天満神社(別称:魔除け天神)の主祭神は、菅原道真公(すがわらみちざねこう)と天忍穗耳命(あめのおしほみみのみこと)の二柱ですが、 いずれの神様も武運・勝運、すなわち戦いに勝つということに深い関わりがあります。

菅原道真公は、学問の神様として広く知られていますが、在りし日の道真公は文武両道に秀でた御人であり、"武道”においては剣術に長け、百発百中の弓の名手でもありました。北野天神縁起絵巻には、「再び放ち給えば再び当たり、百度放ち給えば百度当たる」とあります。

天忍穗耳命は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)から生まれた五皇子のご長男であり、 別の御神名を「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひ あめのおしほみみのみこと)」といい、”勝”という字が3つも入っていることが示しているように、正にどんな戦いにも勝ち、しかも素早く勝利する、力の強い神様です。(天忍穗耳命は、農業・五穀豊穣の神様でもあります)


『白龍守り』は、こういった親神様からの勝利のご加護もある御守りです。




戦いは、相手に勝つだけでなく、自分に勝つことが求められます。

きっと、この御守りが、
日々、前へ前へ進んでいこうと、苦しみながら、傷つきながら頑張っている、優しいあなたの心に、
聖なる力を与えてくれることでしょう。


白龍御守りがあなたを守り導いてくれる